理解することはこれだけ

 

事実＝真相＝禅＝悟りの内容は、「カアカア」とあるとかならず「カアカア」とあることです。目を閉じれば即「閉じた内容・様子」です。目を開ければ即「開けた内容・様子」です。この内容・様子のことです。

​

つまり、事実＝真相＝禅＝悟りの内容「カアカア」は、信じる信じない、知識の有無、わかるわからない、などとは全く関係のない、今誰にもある、人がどうこうできない、絶対的な必ずそうある内容・様子のことです。

​

そして、「カアカア」は「カアカア」で「カアカア」以外ないとハッキリすることを悟りと呼んでいます。

​

以上から、理解して頂きたい要点は・・・

①考えを使い何かを行おうとする一切が不要だと、しっかり理解する。

②今も既に「カアカア」は「カアカア」で真相なのですが、本当にそうだ！とうなずくには悟るしかないと理解する。

③悟るためには、坐れるようになる必要があると理解する。

これだけです。

​

文章を読み理解することの注意

文章を読み理解すると、既に今ある生（なま）の「カアカア」内容・様子ではなく、「カアカアの事なんだ」などと理解したことの方、思い描いている方を知らぬ間に、真相と思いはじめてしまう可能性があります。このようになると、思い描いたことを達成しようとしてしまい、真相を自覚できないようになってしまいます。かつ、文章表現での限界もあります。このようなことを念頭に読んでください。

​

​

◀︎前へ：理解の要点

​

▶︎次へ：事実とは迷いとは悟りとは