坐れているかの確認

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​意図したことを行い続けることは止めます。意図したことを行い続けるとは、例えば、「悟るためには、思いがない方がよいので、思わないように努力している」など、何らかの達成目標をつくり、坐りながら達成しようと努力していることです。

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このようなことをしていると、目標が達成できた時はよい（思いが少ないからうまくいってる）。達成できない時はよくない（思いが多いからうまくいっていない）のように、出来不出来を気にしながら坐っているので、余計なことをしているとわかります。わかったら努力はやめます。

 

また、何かをしよう・成ろう・維持しようなどと努力しているので、頭で考えて努力しています。頭で考えて努力し続けていると気づいたら努力はやめます。

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例えば「思ってはいけない」と思う動きがあるだけは、思っただけですから、妨げにはなりません。思ったままいれば、何もしなければ、いずれ違う思いになっています。

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目標達成のために努力し続けてしまうのは、真相とは何か、なぜ何もしなくてよいかなどの理解が不十分だからです。このような場合は、まず事実とは迷いとは悟りとはや坐り方を読んでください。

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修行とは何かなどの理解不足によりしてしまう​

坐りながらしがちなことの例

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• 思いが無い、少ない方が良いと思っているので、あると気になり、無くそうと努力している。

• 身体を一切動かしてはならないと思い、動かないように努力している。

• 悟るために真相とは何かなど様々な概念を精緻にし続けている。

• 坐っている様子を捉えて、得た知識で、これが〇〇なのかと、確かめようと努力している。

• 悟りや無など知ったことから目標や理想を思い描き、それらを達成するために努力している。

• 悟り、今、無、五感の何かなどを得よう、捉えよう、ハッキリさせようと努力している。

• 坐っている状態を観察しようと努力している。

• 良さそうと思う心境や状態を維持しよう、あるいは、再現しようと努力している。

• 思いの内容を是非しながら坐っている。気に入った思いでないと上手く坐れていないのでは？と悩みながら坐っている。

• ​上手く坐れた状態を再現あるいは維持しようと努力している。

• 自我や執着などを無くそうと努力している。

• 呼吸に集中しよう、意識し続けようとしたり、深く長い呼吸をしようと努力している。

• 自我を無くそうなど、妨げになると思っていることを無くしてから、ゼロにしてからでないと坐れないと思っているので、妨げになっていることを無くそう、ゼロにしようと努力している。

• 頑張ることが修行だと思い、何かを頑張っていないと不安になる。

• 何もしていないように思ったり、壁や床（畳）を見ていて何になるんだろう等と思ってしまい、無駄な時間を過ごしているように思い、嫌になり、坐らなくなる。

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